日本における「扶養ビザ」についてくわしく知っていますか?
日本で働く外国人の家族が、いっしょに日本で暮らすための在留資格を「家族滞在ビザ」というんだよ。家族滞在ビザがあれば、母国から家族を呼んで日本で1年以上いっしょに暮らすことができるんだ。
ただし兄弟や両親など、パートナーや子ども以外の家族は対象外なんだ。たとえば高齢の親を母国から呼んでいっしょに暮らしたい場合も、基本的には対象外なんだよ。
では留学中に日本で家族滞在ビザを申請するには、どうしたらいいかを説明しますね。
この在留資格を取得するには、以下のことが必要になります。
家族を母国から呼ぶときに、いちばん気になるのはお金の問題だよね。生活が成り立つかどうかはとっても大事な審査の項目なんだ。具体的なラインは決まっていないけれど、収入、住む場所の物価、家賃などをすべて考えたうえで判断されるみたいだね。
また、お金の証明書(課税証明書や納税証明書など)も必要になるよ。
家族関係を証明するためには、戸籍謄本(こせきとうほん)や結婚証明書、出生証明書などのオフィシャルなドキュメントがいるよ。もしドキュメントが外国語で書かれていたら、日本語に翻訳したものもいっしょに出すんだ。それにくわえて、これらの情報が正当なものだと示すドキュメントもいるよ。
具体的なドキュメントのことは、法務省のホームページ「出入国在留管理庁|家族滞」をチェックしてみてね。
家族を日本に呼びよせるまえに、日本の文化や気候、学校やお金のことを知っておくのが大切だよね。でもそれだけじゃなくて、家族が日本に移住するためには、入国管理のルールにも従わないといけないんだ。
家族滞在ビザを申請する手続きは、まずは「在留資格認定証明書(ざいりゅうしかくにんていしょうめいしょ:CoE)」を取得することから始まって、その後に家族滞在ビザの手続きをすることになると思うよ。
在留資格認定証明書(ざいりゅうしかくにんていしょうめいしょ:CoE)についてくわしく知っているかな? 日本に90日以上滞在するひとが必要な公式なドキュメントだよ。この証明書があれば、ビザを取得する手続きがカンタンになるんだ。
この証明書があれば「日本政府が要求する入国の条件を満たしている」って証明できるんですね。この証明書を得るには、在留カード、マイナンバー(日本の住民登録番号)、住所が必要になります。もし住所が確保されていれば、在留資格認定証明書(CoE)の申請もスムーズに進むよ。
この証明書を取得するためにはつぎのドキュメントを用意して、入国管理局に提出するんだ。
必要なドキュメント
申請書を出してから、通常は2~4ヶ月ほどかかってCoEが発行されるよ。CoEを手に入れたらそれを家族に送って、家族がそのCoEを使って地元の日本大使館でビザを申請できるようにするんだ。
日本では家族滞在ビザの手続きは、とても長く感じられるかもしれないけれど、最後には大事な段階があります。 それは入国管理局からもらったCoEの原本を、宅配便で自分の家族に送ること。このときにビザの申請手続きを完了させるために、つぎの3つのドキュメントが必要になることを知っておこうね。
これらのドキュメントを日本大使館に提出してからビザができあがるまでには数週間かかるよ。
この段階で合計なら約3~4ヶ月間。この手続きはなかなか大変だけれども、これで日本で家族と再会できるね。
免責事項:この情報は掲載時点(2022年7月12日)のものです。最新の情報は公式ウェブサイトを確認することをおすすめいたします。
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